♦中小企業にあった監査業務の提供
われわれフロンティア監査法人は、小さな監査法人です。そのため、グローバルな大企業の監査業務を受嘱することはできませんし、また受嘱すべきではないと考えております。
昨今、大手の監査法人は大企業の監査に特化していく方向にあり、中小企業の監査は中小の監査法人が受嘱する傾向が多く見られております。このような傾向が見られる理由として、上場企業の中でもそれほど規模の大きくない企業や日本国内の事業に特化している企業においては、大手監査法人の監査は労力的にもコスト的にも負担が非常に大きいためであり、今後も監査法人は監査する企業の規模などに応じて大手と中小に二極化していくのではないかと考えております。
よって、これまでは大手の監査法人で監査を受けていた中小企業、もしくはこれから監査を受けることを検討している中小企業のなかに、われわれのような小さな監査法人が監査すべき中小企業はたくさんあるのではないかと考えております。
♦企業と正面から向き合った監査業務の提供
企業と正面から向き合った監査と言いましても、企業と「真っ向から対立する」という意味ではありません。
企業が行うさまざまな経済活動を「お金」という尺度で測定していくことが「会計」であると考えておりますが、その経済活動に対する会計処理は必ずしも一つであるとは限りません。われわれフロンティア監査法人は、経営者や経理部門と監査チームが率直に意見を交換し、お互いの意見を理解した上で、会計基準等のルールに照らし合わせながら適切な会計処理を模索していくことが非常に大切であると考えております。
♦高品質な監査業務の提供
われわれフロンティア監査法人は、大手及び中小監査法人での監査経験の豊富なメンバーで構成することにより監査品質の維持及び向上に努めております。また、定期的に全メンバーが参加する集合研修、必要に応じてメンバーを招集した研修、ITを利用した会計及び監査の情報の共有など、各チーム及び各メンバーの継続的な教育を通じて、監査品質の維持及び向上にも努めております。
加えて、各企業への監査チームのメンバーは可能な限り固定することにより、われわれ自身の監査の品質を高めるとともに、各企業における監査対応業務の効率化にも資すると考えております。
さらに、監査責任者である業務執行社員が企業に頻繁に赴くことにより、それぞれの企業に対する理解を深めるとともに、経営及び会計上の課題について経営者や経理部門と密に連絡を取ることにより迅速な対応を実現できるものと考えております。
また、弊法人は日本公認会計士協会の「上場会社監査事務所」として登録されておりますが、定期的に日本公認会計士協会の品質管理レビュー及び金融庁に設置された公認会計士・監査審査会の検査を受けていることからも、高品質な監査業務を提供できているものと自負しております。